猫の尿が出ない!尿毒症を招く尿路結石は餌が関係しているのかも

猫を飼育する人の数が、犬を飼育する人の数に近づいてきているそうです。

ですが、果たしてどれだけの人が、猫について調べてから飼い始めたのでしょうか?

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猫は、あなたと20年近く一緒に生きていくパートナーになるのです。

そのためには、猫がかかりやすい病気を知っておく必要がありますよね。

協力ライターの和さんが、猫がかかりやすい病気「尿路結石」についてまとめてくれたので紹介します。

猫の寿命を左右する尿石症



乾燥地帯で発祥したといわれる猫は、弱酸性の尿をするそうです。

弱酸性に保たれた尿をすることで結石ができにくいとされていますが、実は飼い猫と尿石症は切り離すことの出来ない病気です。

人間の男性尿路結石と同様に猫のオスも尿石症になりやすいのです。

理由は言わずもがなですが、猫の場合は飼い主が与える食餌もその原因になるので、ここで原因と対策を知ることで、あなたの愛猫を尿石症から守りましょう。

猫は自分の具合の悪さを隠す習性があるので、飼い主が気づいたときにはかなり症状が進んでいたという事態もありえるのです。

猫泌尿器症候群、猫下部尿路疾患



「尿路結石」という病気は、猫においては「猫泌尿器症候群」といわれる腎臓から尿管、膀胱、尿道にかけて尿石が形成される状態をFUSと総称されます。

尿石以外の原因で下部尿路、尿路が閉塞した排尿障害という状態も合わせて「猫下部尿路疾患」FLUTDという総称で表現されています。。

猫は尿に関しては十分な配慮が飼い主に要求されるのです。

必要不可欠な栄養素の摂取過多が尿石症の元凶



人間の男性の尿路結石もそうですが、普段摂取の必要な栄養素がその尿石症の発症の原因なので飼い主としては油断できません。

体の中に存在、しかも必要とされている栄養素そのもので、飼い主が日頃常に与えているキャットフードに含まれているのですから。

さらに人間と同様に個体差というものがあり、遺伝的、先天的に尿石症になりやすい個体もあるので、愛猫がそうであったのなら、飼い主さんはすべてを受け入れ最善を尽くすしかありません。

猫の尿石症には

「ストルバイト結石」

「カルシウム結石」

「尿酸アンモニウム結石」などいくつかの種類があります。

キャットフードの進化で減少した尿石症もある。



かつては、リン酸アンモニウムマグネシウムが原因のストルバイト結石が猫に多く発症する尿石症でした。

特に3歳から5歳のオス猫にその発症が多かったようです。

猫にとってマグネシウムは、骨組織や軟組織の神経系が正常に機能するための栄養素として、カルシウムとのバランスが良好でなければいけない栄養素です。

不足すれば筋力が低下します。

しかし、摂取量が多すぎると尿の中にマグネシウムが多くなり結晶化するのです。

特に市販のドライフードは便利ですが、マグネシウムが必要量以上何倍もの量が含まれていて、ドライフードのみを与えてばかりいると、高い割合でストルバイト結石になるといわれていました。

ですが、多くの優良なペットフードメーカーの改良によって低マグネシウムとpH調節されたドライフードが開発され、価格は高めでも購入する猫飼い主さんの増加でストルバイト結石の発症率は減少しています。

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カルシウム結石は更年期をすぎた年齢の猫が発症しやすい。



シュウ酸カルシウムが原因のカルシウム結石という尿石症があります。

またこの尿石症は、伝統的な純血種の更年期以降に多く発症例がみられるそうです。

尿石症の原因は、特異的な弱酸性の猫の尿が何らかの理由でアルカリ性になり、そこにミネラルの過剰摂取が加わるためですが、膀胱炎が原因で尿石症になることもあります。

炎症ではがれた細胞などが基質となって「栓子」となり尿石症になるのです。

尿道閉塞になる前に、早く気づいてあげましょう。



尿石症はこわいものです。

排尿時の激痛はもちろん、それが進行すると尿道閉塞となり放置された場合は数日で尿毒症になり死に至ります

その恐ろしい事態を防ぐことの出来るのは猫の飼い主さんだけです。

尿にうっすら何か白く光るもの、粉のようなものを見つけたなら、それが結石なのですぐ獣医師に見せましょう。

オスの場合、それらと同様に頻尿や血尿の症状が見られたら大変な事態になっているはずです。

猫の尿に十分気をつけてあげましょう。



猫の寿命はその猫の腎臓の寿命によると言われています。

猫の尿から、泌尿器科の病気だけではなく、腎臓の異常も発見することも出来ます。

猫の飼い主さんは、排尿後の猫のトイレの臭いの解消のためだけに掃除するのではなく、愛猫の異状の早期発見をするためにもしっかり尿の状態をもそのときに確認しましょう。

体質、寒暖の差の激しい季節などの環境変化、状況変化も猫の泌尿器科の病気の発症の原因になりがちです。

それだけ猫はストレスに弱い、繊細な面を持っているのです。

トイレを常に清潔に保ち、異常にすぐ気づけるようにしておくのももちろん大切ですが、猫が安心して使用できる場所に猫のトイレを設置してあげましょう。

愛猫にはぜひとも長生きして欲しいものです。

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参考資料、文献

たのまなヒューマンアカデミー「キャットケアスペシャリスト」テキスト

講談社「イラストで見る猫の病気」

岩崎るりは「猫のなるほど不思議学」

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