
ペットと一緒に生活していて考えたくないことですが、ペットの死は必ず訪れます。
高齢だったり、病気だったり、事故だったりと理由は様々ですが、家族の一員であるペットを亡くしてしまうということは誰でも考えたくないですよね。
しかしその時に、悲しみに暮れて、何をどうすればよいか困ってしまわないように考えておくことは、飼い主の責任の1つといえるのではないでしょうか。
うちにも12年歳の猫がいるのでこの機会に再度考えてみました。
大切なペットのために最善のことをしてあげられるように、ペットのお葬式事情について知っておきましょう。
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愛するペットが天国へ見送る時

以前はペットが亡くなると、自治体や保健所に依頼して焼却してもらうことが一般的だったようです。
思い返せば私が小さい時に飼っていた犬のコロが死んでしまった時にはお母さんが電話をして遺体を取りにきてもらっていました。
この件でいろいろ調べている時に母に聞いたのですが、市役所に電話をして来てもらい、数千円の料金がかかったとのことです。
子供のころはわからなかったのですが、一般の廃棄物としてコロが燃やされてしまったと考えると今は何だか複雑な気持ちです。
私は子供のころにインコやハムスターや昆虫など生き物が死んでしまった時には、庭に埋めて石を置いてお墓にしていました。
みなさんはどうしていたのでしょうか。
最近では、ペットが亡くなるとどうしているのでしょうか?
ペットブームもあり、たくさんのペットが飼われるようになりました。
家族の一員として一緒に暮らしてきたので、きちんと弔いたいという人が増えてきたことでペット葬儀というサービスが多くなってきました。
以前は自宅の敷地の庭の片隅などに埋めることもありましたが、土に埋めると衛生的な問題や、他の小動物に掘り起こされてしまうこともあるので最近は火葬をして供養することが多いようです。
小鳥やハムスターなどの小さな鳥や動物も火葬できます。
火葬料金は重さでいくらになるのかが決まります。
火葬するには

火葬をするには民間の業者に連絡して来てもらう方法(業者が専用火葬炉に持っていく場合と移動火葬車で火葬を行う場合があります)と自分で民間業者のペット専用火葬炉のあるところに自分で持っていく方法があります。
合同火葬と個別火葬があり、合同火葬は返骨してくれませんが、個別火葬は返骨してくれます。
自治体によっては廃棄物として処分するところもあれば、火葬してから遺骨を返してくれるところもあります。自治体によってかなりの差があるようなので連絡して調べたほうがいいです。
供養の方法

最近ではペットは火葬が一般的になっていますが、人間とは違って火葬後の供養方法は確立されていません。
ペットは宗教や宗派には属しません。
そのため、どのように供養するのかは飼い主の方次第になります。
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- ペット霊園のお墓に埋葬する(合同もしくは単独) ペット霊園の納骨堂(ロッカー式や棚式など)に納骨する 自宅に骨壷を置いて供養する
- 粉骨して自然に返し(海洋葬・山林葬・樹木葬・お花葬)供養したり、自宅の庭先やプランターに散骨してお花や木を植えて供養する。
- いつも身につけておくために遺骨を加工してメモリアルストーンやガラスで包みこんだりしたものをペンダントにしたりする
などがありますが、その飼い主さんがペットと一緒に過ごした楽しい日々や感謝の思いの気持ちをペットに伝えるために現在の生活環境や料金など考慮して一番納得がいく方法を選ぶとよいのではないでしょうか。
定期的にお墓参りに行く方もいますが、今は入園無料のインターネット霊園でお花を供えたり手を合わせて祈ったりもできます(感謝の気持ちを伝えるためのもの)。
はじめて知った時にはちょっと驚きでしたが、もし利用したならば天国にいるペットに話かけている気持ちになりそうです。
犬が亡くなった時に飼い主がするべきこと

狂犬病予防法により犬を飼った日から30日以内(子犬は生後90日を経過した日から30日以内)の登録申請と年に1度の狂犬病予防注射が義務づけられているので、亡くなった時には登録を抹消してもらう必要があります。
自治体や保健所に連絡して手続き方法を確認して下さい。
電子申請を扱っている自治体もあります。
まとめ
最近ではペットが亡くなると火葬して供養をすることが一般的になっています。
火葬は自治体や民間業者がやっています。
火葬の方法は合同や個別など方法や料金が違ってくるので確認する必要があります。
供養の仕方もいろいろあり、内容も値段もそれぞれなので、大事なペットが亡くなってから探すのではなく、今のうちにたくさんの情報に目を通しておくほうが悔いがなく大事なペットを供養できるのではないでしょうか。
ペットが亡くなって悲しみに暮れている時に急いでお葬式の業者を探すと、その弱みにつけこんでくる悪い業者を見分けられないかもしれません。
ちなみにうちの猫は12歳ですが、亡くなった場合に私は火葬して粉骨してもらって狭いお庭に散骨したいと思っていますが、他の家族はペット霊園に埋葬してきちんと供養してあげたいとも言っています。
実はまだ決まっていません。
何だか考えると嫌になって考えるのをやめてしまいそうですが、大事なペットに訪れる死から目をそらさずにこれからも多くの情報を収集して、悔いのないように供養できるようにしておきましょう。
協力ライター:京ちゃん さん
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